自分自身の価値観を理解し、一人ひとりが自ら未来を切り開いていく組織へ - CAREER MAKER(キャリアメーカー)

導入企業インタビュー

自分自身の価値観を理解し、一人ひとりが自ら未来を切り開いていく組織へ

株式会社NTTドコモ

 

NTTドコモの新組織として2022年に設立された「スマートライフカンパニー」で、新卒1~3年目の若手社員を対象とした研修としてキャリアメーカーをご利用いただきました。

 

スマートライフカンパニー スマートライフ戦略部 城間 様

スマートライフカンパニー スマートライフ戦略部 堀井 様

導入の目的 

 

キャリアメーカー編集部(以下、編集部):

今回キャリアメーカーをご利用いただいた目的や背景について教えてください。

 

城間様:

今回は、スマートライフカンパニーに所属している新卒1~3年目の約300名の社員へキャリアメーカー研修を実施しました。

 

NTTドコモでも全社的なキャリアの施策はありますが、新しく発足したスマートライフカンパニーだからこそ、うまく組織や制度を活用して自身のキャリアを考えてもらえればという想いがあります。

そのため、従業員のキャリア構築を支援するための様々な制度の設立や研修、セミナーを開催しています。

例えば、自己学習を促進する制度の設立や、キャリア形成に役立つロールモデルとなる社員のインタビューをして発信することなどもその一つです。

 

その中で、今回の対象となる若手の社員は、何をしたいのか、なぜしたいのか、また好きなことや得意なことなど、なかなか自分のことを言語化できていない状況がありました

 

これは大きな企業に入ったからこそ、自身を知ることや将来について考えるなどの定期的なキャリアの棚卸しが弱いからではないかと考えています。

 

このような時に「キャリアメーカー」を知りました。

 

導入の決め手

 

編集部:

キャリアメーカーのご利用の決め手は何だったのでしょうか?

 

城間様:

キャリア支援という目的はもちろんのことですが、今回の研修対象は新卒から3年目までの若手社員の中でも複数の年次もあわせて幅広く設定していました。そのため、参加者間の交流を促進することも大きな目的の1つでした。キャリアメーカーはボードゲーム型の研修でしたので、和気あいあいとした雰囲気で楽しみながら学びを深めていける。と感じた点が決め手となりました。

 

実際に研修を実施してみて

 

編集部:

実際に研修を実施してみていかがでしたか?

 

堀井様:

研修に参加した社員は、ゲームを通じて自分自身の価値観を深く掘り下げることができていたようです。特に自分でも気づいていなかった潜在的な価値観を自分で見つけられたのがとても良かった点です

 

また、ゲーム内で当社オリジナルのキャリアイベントを作ってくださったことはとても印象に残っています。実際に社内にある制度をゲームの中で起きるキャリアの選択肢として、とても自然にカスタマイズしていただけたので、ゲームとして違和感のない形で、我々が伝えたかったことを理解してもらえることができました

 

 

 

城間様:

300人を超える参加者を対象とした大規模な研修でしたが、複数のスタッフの方が細やかにフォローしてくれたのも非常に助かりました。途中でワークの手が止まってしまう社員にもフォローをしていただけましたし、ワーク中にも受講者の理解がより深まるような質問を投げかけてくださっていました。

 

上司からもゲーミフィケーション型でありながら、うまくキャリア形成について考えられている研修だったと評価をいただいています。

 

 

今後のキャリアメーカーに期待すること

編集部:

今後、キャリアメーカーの研修に期待することはありますか?

 

城間様:

ワークシート等でより自身のキャリアについて考えるパートの比重を重くすれば、中堅の社員にも提供できる研修になりそうだと感じました。そうした研修で社内外の市場価値や自分が身につけた経験を今後どう活かすかをしっかり言語化できるようになれば、キャリアの研修としての幅が生まれると思っています。

 

 

 

今後目指す組織像

編集部:

今後、どのような組織を目指していきたいですか?

 

城間様:

自分自身の価値観を理解した上で自分がやりたいことを見つけたり、自分ができることと会社の目指す方向をうまくかけあわせた上で、一人ひとりが自分自身で未来を切り開いていくような組織になっていくといいなと思っています。

 

堀井様:

その一歩として、今回のキャリアメーカーを通じて、キャリアって仕事だけじゃないという気付きがあったのは価値があることだと思っています。その1つ目の行動変容として、今の仕事に意欲的に取り組むようになった、社内制度を調べてキャッチアップするようになった、という変化が起きているので、その後押しをこれからもしていきたいです。